自然農法というイノベーション
自然農法:原点回帰という破壊的イノベーション
私たちは、固定種を探すことから始めました。
そして、二世代以降その土地に最適順応し、脈々と子孫を残していけるような連環を目指します。
無農薬、無施肥、不耕起栽培、自家採種を心掛けます。
圃場に生える雑草も天然のマルチとして活用します。
これは、除草剤も、農薬も、肥料も、化石燃料を使うトラクターも、除草剤に耐性のあるという交配種の種も必要としません。
歴史に学ぶまでもなく、一握りのものたちが、一握りのものたちのために既得権益を守る規制を当然のように運用していますが、その限界が来たときにそれは決壊します。一握りのものたちが、一握りのものたちのために、土から種子、小売まで独占している農業も例外ではありません。
私たちは、農業を取り巻く現状だけを見て始めたのではなく、アトピーに苦しむ子供達、アレルギーに悩む現代人、医療の闇、食品メーカーの非道、二人に一人ががんに罹患するという異常事態などの社会の病巣を見て始めた原点回帰の革命であります。
一握りのものたちからの反証、妨害や中傷など想像できますが、ひとも自然の連環の中の存在でしかありません(もちろん一握りものたちも)。
自然にありたいという根本を突き詰めて行きましょう!
この革命は、イノベーションというと、足したり、掛け合わせたり、融合させたりでしたが、「ひき算」というところが凄いのです!
今まで、除草剤、農薬、肥料、耕耘などがいらないということですから、必要ないものをやめていきましょうというパラダイムシフトです。
「Fact 1 st ,Fact Drive」小さくともやってみる、やり続ける。
除草剤、農薬、肥料をやめれば、窒素過多という環境への負荷がなくなり、酸性雨も淡水のアオコも海の赤潮もなくせます。
私は微力ですが、全ての力を持って一握りのものたちが、一握りのものたちのために人々の健康を人質にとるようなあこぎな生産と消費の社会構造を、「自然農法」という破壊的なイノベーションで根底から変えるつもりです。
生産者だけではダメなんです。
生活者も、流通に関わる人たちも、ここで意識を変えなければなりません。
この文章に触れた方達の奮起を期待します。
お一人おひとりが、「街の食育番長」(街の食育番長10000人計画)になって下さい。
お願いします。